日冷工業(株)

インフォメーション

自己アピールポイント

◆高度な技術力が生む、高品質、低コスト製品の実現。そして、私達の先進の発想が脱炭素化社会へ貢献していきます。◆新たなるニーズを知り、フレキシブルな製品開発へ。たゆまぬ研究開発の成果は、確かな製品づくりに生かされています。◆次世代工場スマートファクトリー。未来の環境を見据え、生産性を上げる取り組みを進めています。◆革新の発想で、地球に優しいことをずっと。そして、日冷工業はこれからも進化し続けます。

認証システム審査委員推薦コメント

 日冷工業株式会社は、1958年、現社長上杉昌弘氏の父親が栃木市大平町に、サービス用冷凍サイクル、銅配管加工品の製造会社として創業しました。現社長は24年前に義兄から事業を継承し現在に至っています。
 当社は家電・自動車・各種産業機器分野における冷凍サイクル用の配管・部品、冷凍サイクルユニットを主要製品として製造しています。元々は下請け専業メーカでしたが、現社長が「脱下請けメーカ」を掲げ、自社独自製品の開発・販売に力を注いでいます。その中でも、特に「新気液分離器」は当社の経営の柱として大いに期待されており、重要な開発テーマとなっています。一方で既存分野においては、自社独自の技術・技能を活かし、競合他社とは一線を画す製品づくりに励んでおり、現在の主要取引先での高い占有結果となっています。そのお陰で、最近のコロナ禍においては、所謂、巣ごもり効果として、室内エアコン・カーエアコン分野が好調ですが、当該分野においては既存製品販売が大きく伸びています。
 当社は従来から、生産効率・人材育成など全社的な取組みとしてのNPI(Nichirei Productive Innovation)活動を通じて経営基盤の強化を図ってきましたが、この一連の活動に続いて今年度からD]活動(スマートファクトリー化)に本格的に取組む計画です。
 このように経営トップによる経営改革・改善の連打によって組織の実質的な成長を図る努力・成果が評価され、「はばたく中小企業300社」「地域未来牽引企業認定」(以上経済産業省)、「キラリと光るとちぎの企業賞」(栃木県)など数々の受賞・認定を受けています。
 以上の理由により、当社を認証企業として推薦する。


日冷工業(株)
0282-43-3311
会社名 日冷工業 株式会社
所在地 〒329-4415
栃木県栃木市大平町真弓1570
TEL:0282-43-3311  FAX:0282-43-1940
E-mail/URL uesugi@nrk-h.co.jp / https://www.nrk-h.co.jp
代表者名 上杉 昌弘
創立 昭和33年12月1日
資本金 1780万円 
従業員数 200名
業務内容 1.冷凍サイクル等配管・部品の設計・製造
2.冷凍サイクルユニットの設計・製造
取引銀行 みずほ銀行栃木支店、足利銀行栃木支店、日本政策金融公庫宇都宮支店 
主要取引先(順不同) 日立グローバルライフソリューションズ梶A日立ジョンソンコントロールズ空調梶A鞄立製作所、兜s二工機、樺キ府製作所、昭和電工梶ASMC梶A三菱電機梶A東プレ梶A潟fンソーエアクール、マーレベーアジャパン梶Aエッペンドルフ・ハイマック・テクノロジーズ梶A郷インテックス梶A丸紅メタル梶A他30社

沿革

1958年(昭和33年) サービス用冷凍サイクル・銅配管加工品の製造会社として創業、南棟工場の建設
1963年(昭和38年) 北棟工場の建設
1966年(昭和41年) アルミ配管の生産を開始
1978年(昭和53年) 創業20周年
1980年(昭和55年) 南棟工場の増築
1982年(昭和57年) CNCベンダーの導入(業界初CNCベンダーとロボットのシステム化を図る)
1987年(昭和62年) 配管加工設備の内製を開始
1988年(昭和63年) 創業30周年
1989年(平成元年) 南棟工場の増改築
1994年(平成6年) 中国・上海に「上海日永金属有限公司」を設立
1998年(平成10年) 創業40周年「品質マネジメントシステムISO 9002 1994年版」の認証取得(JET)
2001年(平成13年) 「商工会経営品質」の初回認証を取得(栃木県商工会連合会)
2003年(平成15年) 「品質マネジメントシステム ISO 9001 2000年版」の認証を取得(JET)・「冷凍サイクルユニット」の生産を開始
2004年(平成16年) 東京大学と共同研究・共同特許出願の開始「経営革新計画」の認証を取得(中小企業経営革新支援法)・ロボットベンダーの導入を開始
2005年(平成17年) 北棟工場の増改築
2006年(平成18年) 異分野連携新事業分野開拓の認証を取得(経済産業省)・「環境マネジメントシステムKES(ステップ2)の認証を取得
2008年(平成20年) 創業50周年・「気液分離器」の量産を開始・「栃木県フロンティア企業」の初回認証を取得(栃木県商工労働観光部)・「2008年度日本冷凍空調学会年次大会」にて研究論文の発表
2009年(平成21年) 「平成21年度マロニエECO事業所表彰e技術部門」において、”優秀賞”を受賞
2010年(平成22年) 「第22回中小企業優秀新技術・新製品賞」(りそな中小企業振興財団・日刊工業新聞社)において、”優秀賞”および”産学連携特別賞”を東京大学と共に受賞・ロボットろう付機の導入を開始・「品質マネジメントシステムISO9001 2008年版」の認証を取得(JHA)
2011年(平成23年) 「2011年度日本冷凍空調学会年次大会」にて研究論文の発表・「61回栃木県発明展覧会」にて、東京大学と共に”文部科学大臣賞”の受賞
2012年(平成24年) 共晶溶接機の導入・北棟工場の増改築、「冷凍サイクルユニット」生産の拡大
2013年(平成25年) 「東京中小企業投資育成株式会社」様より増資の受入・「IT経営実践企業」の認定を取得(経済産業省)センターチャックロボットベンダーの導入を開始・半自動配管ろう付機の内製を開始
2014年(平成26年) 炭化水素系洗浄機の導入
2015年(平成27年) 大型ベンダーの導入を開始
2016年(平成28年) 北棟工場の増改築、「冷凍サイクルユニット」生産の拡大
2017年(平成29年) 「第67回栃木県発明展覧会」にて、東京大学と共に”文部科学大臣賞”(2回目)の受賞・「キラリと光るとちぎの企業」の受賞(栃木県知事表彰)・「第29回中小企業優秀新技術・新製品賞」(そりあ中小企業振興財団/日刊工業新聞社)において”優秀賞”(2回目)および”産学連携特別賞”を東京大学と共に受賞・「地域未来牽引企業」に、栃木県の大黒柱企業として選定(経済産業省)
2018年(平成30年) 創業60周年「地域中核企業(コネクターハブ部門)の認定を取得(栃木県産業労働観光部)
2019年(令和元年) 「はばたく中小企業・小規模事業者300社2019」に選定(経済産業省)・東エリアの土地取得・東棟工場の建設・SUS配管の一貫生産を開始
2021年(令和3年) アルミ・銅配管切断の再内製化を開始・ワクチン保管用超低温冷蔵庫用冷凍サイクル関連部品の受注
2022年(令和4年) 「DX新基幹システム」の稼働・「冷凍サイクルユニット」の生産拡大・北エリアの土地取得・駐車増設および護岸整備事業による栃木市長より感謝状授与・足利銀行寄宿舎を入札取得(技能研修生および特定技能実習生の寮として運用開始)

設備・その他

機  械  名 メーカー名 機  械  名 メーカー名
コイル切断機:2台 IMS 流量測定装置(空気):2台 NRK
NCスピンカッター:1台 IMS 流量測定装置(液):1台 NRK
直管切断機:2台 朝霞 配管詰まり検査装置4台 NRK
自動絞り切断機:1台 広瀬技研 高圧気密検査装置:5台 NRK
自動バフ面取り機:3台 IMS 低圧気密検査装置:4台 NRK
自動短尺パイプ面取り機1台 NRK 投影機:1台 ミツトヨ 
メタルソー研磨機:1台 根津精機 冷媒封入装置2台 NRK
自動加工機:5台 IMS 冷凍機油・窒素封入装置:2台 東洋油機
自動分岐管加工機:5台 IMS 窒素封入機:2台 NRK
自精密加工機:1台 IMS 圧縮機自動検査装置:2台 柳田機器
カラーリング加工機1台 NRK 圧縮機自動オイル計量装置:2台 柳田機器
クローバー加工機1台 NRK フレアナット自動締め付け機:1台 NRK
フィンチューブ加工機:2台 NRK インバータースクリューコンプレサ:2台 日立
スエージングマシン:6台  タマダ 高圧空気圧縮機:1台 田辺空気
穴明け加工機:2台 JAM  ドライエア発生装置:1台 山武計装
NCベンダ:20台 オプトン ヒートレスドライエアー:5台 SMC
冷蔵庫HGパイプ加工機:3台 薫技術社 CE装置(液体酸素):1台 東洋酸素
丸型自動洗浄機:3台 光機熱工業 LPG集合装置:1台 小野口
ガス自動ろう付け機(アルミ):5台 エノキ他 窒素発生装置:2台 日立
ガス自動ろう付け機(銅):7台 NRK 自動真空包装機:2台 古川SS
高周波ろう機:2台 島田理化 活性炭自動封入機・金網圧入装置:5台 NRK
ヘリウムリークテスタ:1台 ライボルト    

ビジネス情報

冷凍サイクルユニット、および冷凍サイクル等の配管を製造しているメーカーです。


家電製品分野の冷凍サイクル製造技術をベースに、自動車分野、産業機器分野、IT機器関連分野にいたる幅広い分野で専業ならではの経験をもとに、最新の技術と設備を駆使し、人の暮らしをより快適に、より楽しくする製品づくりに取り組んでおります。
◆生産システム
 日冷工業(株)では、フレキシブルな発想と思想の元に、製品づくりための設備、ライン、システムを社内に蓄積されたノウハウと人材により、自社で開発、製作しています。
 受注から生産管理・出荷に至るまでの全工程を、社内にネットワーク化されたパソコンで一元管理しており、特に生産管理においては生産計画・生産指示・進捗管理・出荷管理の各工程をパソコンが管理し、顧客の要求にすばやく対応できるシステムを構築しております。

◆海外展開
 日冷工業のクォリティと蓄積したノウハウをより広い世界で展開するために、1994年に中国の新しい鼓動の中心である上海に合弁会社を設立。コスト対応力とワールドワイドな事業展開を目指し、果敢に挑戦しています。
上海日永金属有限公司では、現在中国国内での販売をはじめとして、日本・東南アジア諸国への輸出を行っており、21世紀戦略の重要拠点となっております。


 

  ●冷凍サイクルユニットの製造
  ●銅・鉄・アルミ等パイプの各種加工品の製造
  ●家電産業機器冷凍サイクル配管等の製造
  ●自動車用冷凍サイクル配管等の製造