マロニエ大陸 ランクアップ事業取引つなげ隊

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認証システム審査委員推薦コメント

　(株)アール・ティー・シーは、昭和47年に大手家電メーカの協力会社として創業、平成14年8月に法人成りした。現在は、自動車、船舶、防衛、産業機械、医療機器、福祉介護、情報セキュリティ等の多分野に向けて、センサー・ＩｏＴ・制御等のエレクトロニクス技術を応用した機能部品・完成品等を開発・製造し、ＯＥＭや自社オリジナル製品やソフトウェアの機能評価サービスなどを提供している。工業用機器の研究・開発・設計・製作製造までの一貫したものづくり体制を強みとして、その利便性とスピードは顧客・市場から高く評価されており、デジタル化社会に貢献しようとしている。
　当社は、�@いのちのインフラ（医療・介護・医療教育・ヘルスケア等）、�Aものづくりのインフラ（産業機械、ロボット）、�B輸送機器（自動車・船舶・防衛）の３つのマーケットに注力している。
　経営品質活動では、ISO9001認証とISO13485医療認証の取得、栃木県フロンティア企業の連続認証、ものづくり補助金等国県の各種補助金の多用が目覚ましい。
　経営資源として、まず人財を重視し、新技術の吸収、獲得のために社員教育や社内外研修を積極的に実施している。また、出願中を含めいくつかの技術特許を保有するなど知的財産、及び独自の各種センサーの応用技術とエレクトロニクス制御技術、ＩｏＴ技術の保持に注力している。さらに、広義の経営資源として、全国の異業種や各種団体、医療機関、大学、公設試等支援機関を含めた多くの企業間及び人的ネットワークを形成している。
　今後は、ＤＸ(Digital Transformation)によるデジタル産業革命を想定したＩＣＴ・ＩｏＴ・Robotics・ＡＩ等が活躍する社会、およびＳＤＧｓ(持続可能な開発目標）に依拠した持続性ある社会の到来を踏まえた、またＥＳＧ経営を企業の価値尺度とした経営を目指している。このため、人材に関する社員の能力を重視し、ＤＸ推進の人材育成、自ら課題を見つけ自ら解決する人材の育成を戦略課題として取り組もうとしている。
　以上のことにより当社を認証企業として推薦する。